『ルパン三世PART6』、二度目の押井守脚本回は「ダーウィンの鳥」。以下、ふの付く某所より。
「天使の依頼を断るところはキアヌ・リーブス出てたディアボロス/悪魔の扉のオマージュっぽいな」
「ふじこちゃん承諾
→虚構の世界に突入する
→ルパン(変装)いる
無事故ちゃん断る
→現実の世界
→ルパン(変装)いない
だからやっぱルパンは虚構にしか存在しないものだと言いたいとか?」
始祖鳥という固有名詞を持ち出さず、博物館の化石を滔々とまくしたてるミカエルの場面は、『獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE』の死体処理にまつわる薀蓄を思い出す。天使の化石、ミカエルの主人、持ち主不在の館とリムジン、(演出がもう一つだった)時間のループ。流石に核兵器は未登場。一度目のヘミングウェイ絡みの回と比べると、押井信者だったZが手を叩いて喜びそうな回だった。3年半長生きするべきだった。
「豊田市の鉄道駅って郊外の工場に通勤するための中継点ってだけなので
朝もラッシュ時は混雑するのに9時頃になると
人波がサーっと引いてゴーストタウンみたいに
静かになるんだよな
あれは異様というかカルチャーショックだったわ」