嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-08-27

ふの付く某所より。
「>生きる目的を与えてくれる相手って目茶苦茶大事だからな…
子どもを作る理由の一つがまさにこれだと思う」
「>チートで10年無双する間にそういう存在と欠片も出会えなかったって考えるとあまりにも空虚で哀れな人生だな
最初は金!女!飯!バトル!で良かったんだろう
でも自分の欲望を生きる目的にするとよほどの好き者じゃないと長続きしないし叶ったら終わり」
嗚呼、チートの話ではないけれど、『蝶々夫人に赤い靴』が脳裏に蘇る。
「──私はあなたが愛の対象となることを望んでいた。憎しみの対象でもかまわない。ぼろ布でない男になってほしかった。ぼろ布は憎めない──」
「──あなたに必要なのは愛ではなく志です。あなたの脆さは志をお持ちにならないことに根ざしてゐます。」
30年越しに理解が進んだ。

体調は上向き。万世のカツサンドに3日ぶりの珈琲。咳は軽く、痰がよく出る。

「楽しかったな…という感情だけが記憶の底にあり、何をどうやっていたのかもう思い出せない。最新の玩具買っても、昔の玩具買い直しても、もう行けない。ただそれらを手にした時、ほんわりと満たされる情感をアテに、酒を呑むのみ。」