嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-05-29

NHKラジオの「すっぴん!」、今日は担当の能町みね子がスポーツコーナーで大相撲5月場所の総括。kさんは聞けたかな?

某所より。
「僕はレベル5と呼んでいるのだが、素人は圧倒できるが専門家からは一瞥して話にならない、と扱われる人々や言説がある。専門家用の教育を受ければレベル20にはすぐになるから独学の悲劇なんだが、専門外でレベル5をしている人のきついところは、たぶん専門でもレベルが認識できないと推認されるところ。」
才能がありながら、貧しくて進学できなかった少年が、何十年後か恩師と再開した折に、連立方程式の解き方を独力で発見したと告げる……と言う、故石井氏が繰り返し持ち出したエピソードを思い出す。前に何処かで、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』に登場するエピソードだと目にしたような気がするけれど、生憎、未確認。

「コンテンツを「自分の好きなもの」と捉えるか「他者や世間とのコミュニケーションの媒介手段」と捉えるかという二つの極がある。後者の極に寄っている人にとってコンテンツは、「世間で話題に上らなくなった時点で、媒介手段としての役目を果たせなくなった、つまりオワコン」なのだ」