嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-07-31

「だいたいのマウンティングは、「え!すごい!お金貸してほしい!」で食い止められます。」

「ああそうか 1975年の宇宙戦艦ヤマトって【本当の戦艦大和が1945年に沈んでから、たった30年しか経っていない時代に作られたアニメ】なんだ。

終戦時10歳だった少年が、40歳の時にヤマトを作ったと考えれば、それは他人事じゃない本物の戦艦だ。」

「「おもしれー女」が口癖のオレ様系イケメンキャラ、年を取って落ち着くと
「ハッハッハ…面白い若造だ…!」って言って次世代を後押しする老人になりそうだし一粒で二度おいしい」

「レディプレイヤー1みたいな最終決戦が日本で起きた場合、キリトや炭治郎で戦う人よりも「こんな一生一度の晴れ舞台で活躍できれば有名になれるのだからこのチャンスを逃すまい」と皆が知らないようなドマイナーかつ最推しな版権キャラで戦う人が溢れかえると思う」

「・そういえば、私が少女漫画を読んでいて感じる共感ギャップはそこにある。キャラクターが抱く感情の機微そのものには共感できるし身に覚えだってあるんだけど「えっ、その機微ってそんなに育つの!?」と驚くのだ。こちらが勝手に「完熟トマト」くらいのサイズで感情に共感していたら、マンガの中ではその感情が「全米おばけカボチャコンテスト優勝作」くらいに肥大している。」

「作品評価を作者個人の人間関係の評価と連動させてしまうような人がひとりでもコミュニティにいると、創作コミュニティの基本的な信頼関係が破壊されるのだ。」

「法の力できっちり縁が切れるのはもっとこう分かりやすく圧のある奴に限るよ
それこそ弁護士に対してもキレてくるような奴
相手と場面によって自分の感情すら使い分けられて毎回毎回心の底からごめんねえ…ごめんねえ…してくる奴はマジで手に負えない」

「おっぱいでかい女は頭悪いっていうけどおっぱいを目の前にした男のほうが頭悪いよ」

「写真撮られるのあんまり好きじゃないけど自分がお化けだったら絶対写りたい」

「人間が誰しも幸福を願い、幸福のために合理的に判断するというのは大きな誤りである。「我慢」したもの、不当に抑圧された過去が何らかの利益に転化してほしいという願望によって、人間は未来を失い続ける。」

「長年スポーツ・メディアに関わってた方より「スポーツ紙誌ってのは、試合に行けない人の情報源であるとともに、実際に見に行った人の追体験、記念品の性格があって、購買層の相当がその実際見に行った人。無観客試合が一般的になると、恐らくスポーツ・メディアは死ぬ」といったお話をお聞きするなど。」

「(lain
>OPがダウナーながらおしゃれな洋楽っていうのも中々
20周年の非公式イベントなのに主催が声を掛けたら新録してデータ送ってくれるとか大好き
時差を考慮しなくて日本での公開に間に合わなかったのもお茶目で好き」

「(lain
>ネットのみ通用するアイドルの誕生だとか
>ネットを悪用した成り済まし犯の登場だとか
>1998年によくここまで当てられるな
登場意味不明だった描写も今なら該当事例があるおかげで分かるの凄いよね
今現在でも何言ってんだコイツ的なシーンがあるにはあるけどもしかしたら10年後には分かるかもね」

「ネットがまだ非日常的で概念もまだブラックボックスで「もしかしたらそこに神霊的な存在やオカルトじみた何かがいるのでは?」って空気が漂ってた時代があってその名残で生まれた作品だよね
ネットが日常に馴染んだこれからの世界じゃもう誕生し得ないアニメだよ」

「>ゲームの玲音はありすみたいな存在と出会わず人の温かみに触れなかった玲音という解釈してた
外見は同じで、神様的な存在っていう部分も同じだけど方向性は全て真逆なんだよね…
干渉した人の魂みたいなものをネット世界に引きずり込んで、その引きずり込まれた人も割とすぐに霧散しちゃうとかだし
本心で父親を求めてるみたいな部分もアニメと同じだけど、ゲームの方は自分で偶像を作っちゃう上に、それを自分で破壊しちゃうし
タイトルの「Serial experiments lain」の通り視聴者(プレイヤー)は「lain」っていう存在を使った色んな実験の一端を覗いてるんじゃねって気がする」

「>灰羽は昔見た時よくわからなかったから誰か解説してくれるならまた見たいな
灰羽は「罪とは自殺することである」というキリスト的宗教観を念頭に置くとよく分かる
そしてそれを念頭に置くと黙らないといけない話師の存在もある程度想像できる」

「>昔は深夜アニメにアングラ感があった気がする
深夜だから好きにやろーぜ!
エログロもやるぜ!深夜なんだからよー!!
深夜なんだしホラーやろうぜ!!
みたいなノリは今は無くなっちゃったね
良くも悪くも「アニメ?はい深夜ね」って感じがデフォになっちゃった
それも一部は「youtubeね」になりはじめてるけど」

コミケというのは、作家になって本を書きたいというのと、人のあんまり来ない古本屋でだらだら店番したいという人間の三大欲求のうち二つが同時に満たせるんだから、まあ偉大な場ですよ。」

「「私がこのご時世に一番怖いのは「同人誌1冊を仕上げるだけの体力がなくなる」こと・・・1冊描くのってとんでもないパワーと持久力が必要でそれって多くは情熱と積み重ねで得られているんだれど、それが一度消えると復帰にものすごい時間がかかる」

「夫婦ゲンカを日々見せられた子どもが「グレる」の、従来は「なにか心身にバグが起こって壊れてしまった」という解釈だけだったが、進化心理学的な視点が導入されはじめて以来、その子どもなりの「適応」という側面も大きいのでは?というふうに変わってきている。」

「頼むからこの世の全てのオタク、年をとっても落ち着かないでくれ、ずっと俺と一緒に狂っていてくれ、俺を置いていくな」

「>なんかノクチル好きは00年代に魂囚われた人多くない?
00年代初頭の鬱エロゲのそれみたいな設定なんだもん4人…」

「「やらずに後悔するよりやって後悔したほうがいい」で最悪なのは「お前がやるだけやって後悔すると儲かるヤツのセリフ」である事がわりとあることです。」

「先日、「なぜおれたちはそんな少女を現実に見たこともないのに田舎の風景に佇む白いワンピースの少女にノスタルジーを感じてしまうのか。現代の妖怪ではないか」という話をしたんだけど、これで「出会ったとき、存在しない思い出が浮かぶ」みたいな属性が付与されるとマジで現代の妖怪になる気がする。」

「「行間を読む前に本文を読んで下さい」ってフレーズ、無限に同意できる。」

「>好きだった。がいくつもあるのが…
覚えている人間がいる死者は幸いである
て言葉を思い出した」

「30代から見た20代は輝きすぎてるからな…」

「結局あれか、キャラクタが笑うとき、キャラクタ性がより一層誇張されるので、キャラクタが笑うシーンで、そのキャラクタのことが好きか嫌いかがハッキリする。だから笑わないキャラクタはおれに不快感を与えにくい。」

「>>今の少女漫画で優しい王子様タイプは
>>わりと負け枠だよね…
>というか勝ってるパターンを知らない
>対象年齢が上がると変わってくるのかな
女性向けゲームでは肩書ある俺様系とかが人気で
優しいタイプや年下系キャラは不人気って前に見たな」

開封直後の美容液(1万5千円)を落として床にまき散らしてしまったので、床に「綺麗だよ」って言ったりして何とか正気を保った。」

「『けいおん!』とか『New Game!』とか、男性という夾雑物を抜いたシチュエーションは、恋愛要素を描かなくても「不自然」じゃなくなるので、ひとつの方法論として確立しているのでは。」

「「面白い人は面白さの大半はタイミングだと知っているけど、面白くない人は『面白い行為』があると思っていて、それを面白くないタイミングでも実行する。もちろんウケないが、彼らはそれが理解できないのでもう一度やる。しかも先程よりも元気にやる」という話を聞いて、すごく怖くて泣いてしまった」

「自分だけに頼って生きていた頃の強さは、ほとんど自暴自棄と変わらなかったなぁと思います。」

「個人の意見ですけど、二次創作は本当に自分のためだけにやるのがいちばん身体にいい。「あの人の好みじゃないかな」など考え出したらも~めっちゃしんどいので。自分の好きなものを自分のためだけに生産して完成品を喜んで見て、ついでに公開しとくか…くらいが丁度いいと思っています。」

「僕は「皆さん偉くなってください。えらくなれば刑務所に入ることになっても扱い変わりますから。塀の外の力は塀の中でも有効です」としか言ってない。」

「「会ったことのない人への怒りは95%が自覚のない嫉妬」って知人のカウンセラーに聞いて以来、SNSを見て感じるモヤモヤにも折り合いがついて楽になった。正義感の裏には必ず「欲しいけど手に入れられないもの」「満たされない欲求」がある。本当はそっちにフォーカスして、満たしてあげるべきなんだ。」

「>苦しかったらSOS出してくれ休んでくれ
>助けを求めるのは恥ずかしい事じゃない
とは言えエンタメ側がネガティブ発言すると客がごそっと減るのよ
大多数の客はそういうの求めてないから基本は隠さなきゃってなっちゃうの
真面目な作家ほどそうなっちゃうのはどうしようもないんだよね」

「昔から学校では、「最後までやり抜くこと」「あきらめないこと」が大切だと教わってきたけれど、大人になって気づくのは「いかに上手くあきらめるか」も大切だということ。
合わないと思ったら手を引く、向いてないと思ったら方向転換、こういう「器用な撤退」ができる人はストレスが少ない。」

「(超光戦士シャンゼリオン
>>井上敏樹の最高傑作だと思ってる作品
>氏にとってのヒーロー感がよく分かる作品だと思ってる
「普段はちゃらんぽらんだが肝心な所では身体を張って女の涙を止める」だよね」

「夢オチは夢オチでも胡蝶の夢オチという」

「>どんどん興味が薄れて物事に対して億劫になっていくのが怖い……
「めんどくさい」は人生を劇的につまらなくするマジックワードなんやな
興味を持ったことには積極的に関わって動くのを心掛けておかないと
感性は凄い勢いで錆び付いてあっという間に年を取って何者にもなれずくたばる」

以上。