ヤングエースUPでほぼ月間ペースに更新していたheisokuの『春あかね高校定時制夜間部』、9話にして最終回。最後まで名前の出てこないままだった同級生がいたり、もっと続けられる内容と思えたが、スパッと終わってしまった。第5話の「ちたると8月の命日」が印象深い。単行本は8月の頭に出る模様で、察しの良い読者からは「1巻と表示されてなかったので近々終わるだろうと覚悟した」という反応を見かけた。『ご飯は私を裏切らない』も面白かったので作者の次回作に期待して待ちたい。
某所より。
「独身の頃、住宅ローンの審査で「関わった出版社と仕事を書け」と言われたが、ガンダムのノベライズに関わっていたのでOKが出たよ。白いモビルスーツは化け物だった。」
なるほどねえ、ガンダム関連の仕事と住宅ローン。参考とするには難易度が高い。
「「観客に求められる物語のテーマって何？」って話に関しては、個人的にコレだろうと思っていることは「現実を超えること」ですね。
現実の前にひれ伏す物語（中略）とか、現実を追認するだけの物語では感動に至れないんですよね人間って。何かしらの（嫌な）現実を蹴り飛ばしてほしいんですよ」
