嘘の息子覚書控え

本家の控え

2024-04-01

アガサ・クリスティの「溺死」は読めたのに、その次の「クリスマスの悲劇」が台詞ばかりで読めない。いや、おそらく地の文と台詞の比率は「溺死」もたいして変わらないだろうけれど、読む根気が湧いてこない。

前期のアニメが最終回を迎え始めてから、ようやくいくつか見終えるべく、時間を使い始めた。起動が遅い。『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』は、小説家になろうの投稿が削除されたのはアニメ化のどれくらい前だったかな、しかとは思い出せない。コミカライズもアニメも全般に渡りコミカルな調子で、陰惨なパートもそこそこあるから、変にシリアスを打ち出すよりは、お気楽で通した方が正解に思える。原作の2周目パートまでたどり着くのも大変だろうと思ったら、切りの良いところで「俺達の冒険はまだまだこれからだ」エンド。たぶん、これも正解なのだろう。ウィキペディアを眺めてみると……「後日談である「後始末篇」が2024年2月15日に刊行された。」、なるほど。

「人と同じである必要はない……と頭ではわかっていながらも、「その気になれば人と同じステータスになれる」選択肢がない事実は非常にしんどい」