嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-04-25

ふの付く某所から飛んで、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』という本を知る。カクヨムで連載されていたWeb小説(?)の書籍化だそうで、内容は空想ゲームレビュー。おそらくスタニスワフ・レムの『完全な真空』のゲーム版みたいなのではないかと想像。似たようなことを思いつく人はいるものだなあ、とZに伝えたくなったが、数年遅かった。2017年6月発売、カクヨムの投稿は2016年からだから、アンテナがもっと鋭敏だったら間に合ったかもしれないと悔やまれる。代わりにKへ伝えておこう。

で、なぜかkと少女漫画にまつわるやり取り。『赤い牙 ブルーソネット』から始まって、最近萩尾望都の自伝『一度きりの大泉の話』が各所で話題になり、2016年に竹宮恵子が書いた自伝の『少年の名はジルベール』が引き合いに出され……とは言うものの、萩尾望都はほとんど読んだことがない。かろうじて『百億の昼と千億の夜』、かじった程度の『11人いる!』と『半神』。

「「ヤンキー的なもの」あれ、全然逸脱じゃなくて単なるロールモデルですよ。逸脱ってのは、公園で一人足元のアリ眺めながら「こうしているときは本当に幸せだな」って感じてるキッズのことです。」