嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-10-25

某所より。
「小学校の時の消防署見学で誰かがした
「命をかけて人を助けるんですか?」という質問に、

消防士さんが
「人を助けるために自分が死んでしまっては意味がないので命はかけません」
って答えてたのが印象的だった。

そう、プロだからって職務のために命や生活をかけちゃいけないんだよ。」
救出、しかるのち、生還せよ。人命救助組織のライトノベル、本編は読まなかったけど立ち読みだけでも冒頭のメッセージが印象的だった本、何だっけ? うっすらとスーパーファンタジー文庫だった覚えがあるので、ウィキペディアの項目を眺めてみると……一条理希の『サイケデリック・レスキュー』シリーズ、これだ。試みに検索してみると……アニヲタWiki(仮)で探していた箇所が読めた。有り難い。

「古来より日本人は、不可解な出来事や原因がわからない未知の恐怖に名前を付けることで形を与えて、いわゆる「妖怪」という既知の概念として落とし込むことで生活に取り入れていったわけですが、同じく「ライトノベル」も突如として変貌した少年少女向け小説の新たな潮流に名前を与えることで「そういうもの」として認識できるようになったわけです。」