嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-02-12

樋口有介の『うしろから歩いてくる微笑』をパラパラと。「ミステリーズ!」の連載は読んでいて、書籍は加筆訂正版。柚木草平シリーズ、これにて未完となったのが寂しい。失踪事件と殺人事件、犯人をサイコ仕立てにするのはいつからだったか。

某所より。
「院生の頃、とある先生に神保町の古書フェアに連れていってもらい、「〇〇時まで自由時間。けれど、必ず一冊は何かを買うこと」と指示を頂戴、その後、確かライオンでビールを飲みながら、皆で、なぜその本に決めたか等、購入した本について発表し合う…という"課外授業"があった。とても楽しかったな。」
神保町の三省堂書店は老朽化の建て替えが5月に延期されたのだったかな。地下1階でドイツ料理の放心亭は、それを期に店を畳んでしまうそうだから、機会があれば一度訪ねておきたい。

「小学校の時、国語の教科書に載ってた『あらしのよるに』の「続きを自分で考えて書いて来てね」という宿題があり、物静かで目立たない男子が「オオカミが仲良くなった相手がヤギだと知り"ごめんね"と"おいしい"を交互に泣き叫びながらヤギを残さず食べ尽くした」を書いて来た時の衝撃は今も忘れない。」