嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-08-26

NHKのフランス刑事ドラマ、「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」。女同士のバディもの。初めて見たのが4話後編なので、人間関係の把握に戸惑う。自閉症で頭脳に優れた面もあるアストリッドは、役者の髪の色と細い脚のせいで、『アルジェントソーマ』のハリエット・バーソロミューを思い出す。そろそろ『トムは真夜中の庭で』を読み返してもいい。

某所より。
精神科医の先生が言ってたネットでハジけて下ネタつぶやきまくる人は性欲でなくストレスが貯まっててどうにもならなくて混乱してるんだってさ
深夜だからって下ネタを恥ずかしげもなく言ってる人たちってストレス理性が飛んでて本当は心が涙を流してるんだってさ」
心のストッパーが外れて駄洒落を連発するのも、何かの精神の作用とどこかで見た覚えがあるけど、何だったかな。

「ファンにはよく知られている回だけど、『浪花の恋の寅次郎』で、惚れてる松坂慶子に直接的に迫られるのに逃げ出してしまうという、普通に考えてよく分からんエピソードがある。きっと恋が成就するとアイデンティティを失ってしまうのだろう。自己を見失う恐怖の方が欲望と恋心を上回ったということか。」