嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-08-27

樋口有介は作品の中で人がよく死ぬ作家だけど、『八月の舟』は記憶の中よりも死人の数が多かった。誰も殺さなくても面白かった『木野塚探偵事務所だ』は異色。

ふの付く某所より、『スーパーくいしん坊』に寄せて。
「日本の病院食は
とにかくカロリーを確保しろ!
→食事も治療!治療最優先のメニューにしろ!
→やっぱ不味いってこれ!味も大事なメニューにしようぜ!
の流れなんだが
治療最優先だったのは90年代前半まででこの漫画が1980年代だから時代背景を考えるとスレ画の描写は正しい
そもそも管理栄養士の設置義務すらなかった時代だしな」
漫画の連載開始が1982年、管理栄養士の設置義務が1985年頃だったかな、自信がない。病院食の味が良くなったという話を見かけるものの、長期入院体験者から美味しかったという話を聞いた機会がまだ無い。味に耐えかねて、毎食病室までデリバリーさせる現場なら、見てしまった。

「色々分解した結果、自分がラブコメに求めるもの、別に「キュンキュンしたい」とかではなく「恋心で人間がバグるところを見たい」なのだと気づいてしまった。
多分デスゲームの主催者とかもこんな感じなんだろうな……」