嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022年10月12日

某所より。
「今はサブスクで世界に繋がってるから、夜中にマイナーな曲を聴きながら「今。この曲を聴いてるのは世界にオレだけだろうな…」となる感覚とか、あんまりないのかな。中学の頃とか、ああいう寂しい瞬間が好きだったんだけど。」
Spotifyや、You Tubeにもニコニコ動画にも無いような、そんな曲を聞き返す機会が多いので、世界に1人だけという感覚は割りと。ローカル保存した二次創作を読み返す時も同じ感覚が。

ふの付く某所より。
「そもそも東京になると割と駅単位で生活してるというか
ウチの地元に何もないよっていう話をする場合も
最寄り駅に映画館やアパレルショップみたいな娯楽系無いよって意味であって
電車20分で新宿出れたとしてもその辺を近所と認識してないんだ」
通勤圏のベッドタウンは、そんな風かもしれない。さびれた映画館とバーのある時代でもないし。

「映画版『夏へのトンネル、さよならの出口』を観て強烈に感じたのは、もう「自分の殻に閉じこもらずに、外に目を向けて出て行こう」というテーマは保守的なんですよね。むしろ、「SNSで常に外と繋がり続ける中で、いかに自分の殻を守るのか」というテーマの方が重要だよ。」