嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-11-28

某所より。
「自分達が50、60の年齢になった頃、雁屋哲海原雄山を、板垣恵介範馬勇次郎を、庵野秀明碇ゲンドウを「討つべき敵」として描かなくなり、「和解すべき肉親」として描くようになった一方、同じ歳の頃に富野由悠季だけは相変わらず横っ面に右ストレート叩き込みたくなる父親を描き続けていた。」
樋口有介はずっと一筋縄ではいかない家庭を書き続けた印象があって、それでも完全に破綻した親子関係を題材にしたのは『亀と観覧車』くらいかな。某所の「樋口さんの作品に共通する早く大人になる必要性に迫られた若者が主人公」というコメントを見て、そもそも両親の揃った話を書かなかったなあ、と。母親不在に父親不在に。

ゴーダチーズでワイン飲んだ後に珈琲も飲んでしまうのは好みの問題。珈琲豆の増量があったので、kに予告しておく。

「こないだ奢りにきた鬱で退職マンが「ぼくは、文句を言わずに嫌なことが出来るので『自分は強いんだ』と思っていた」「けど、文句を言わないだけでダメージは受けてるので、鬱になって無事破滅した」と言っており、『しんどさ』を周囲にアピールするのは『自己防衛』として有効なんだよな、と思うなど。」