嘘の息子覚書控え

本家の控え

2024-01-31

「本気出すのがカッコ悪いみたいなのは中高生で卒業しておかないと失敗ばかりするよ」

「未婚の叔父というのは甥にとっては魔法使いみたいなものよ。たまに顔を見せる飄逸みと、未婚ゆえの趣味性の高さがとても魅力的に見えるし、甥ってかわいいからね。叔父自身も甥の前ではなんでもスマートにできる魔法使いであろうとする。」

「配偶者は帰省してきた旧友との会合に行った。友人は大切だ。成人して仕事や家庭を持ってから新たに友人を作るのは困難を極める。ささやかでも輝かしい若き日を共有した人間と、たまに会って気兼ねない時間を過ごすこと自体大切なことだし、私は20年早くしぬので、その後の人生を豊かに暮らすには尚更。」

「毎度のやつだが、今昔のオタの比較というより「都市部の金持ちのオタ」「それ以外のオタ」の比較だ。」

「なろうアニメと時代劇ドラマを取っ替え引っ替え見ていると、これらは基本的に、同じものだなと実感する。」

「しかし、このような時こそ、原理に立ち返るべきだ。
 最期の日のぎりぎりまで幸福は追求できる。一方、他人はその人を過去の業績その他で評価しようとするかも知れない。実は、このズレを上手く利用することが良い人生を送るコツになるのではないか。「本人」にとって、他人からの評価は「サンクコスト」に過ぎないからだ。
 いくら努力しても過去の蓄積を「本人」は将来に持ち込むことが出来ない。
 過去は「他人」のもの、最期の一日は「本人」のものだ。お互いに機嫌良く過ごす上で邪魔になるものは何もない。
 上機嫌なら全て良し、と思うがいかがだろうか。」

「社会人になると「年1で会う友達」はかなり仲良い部類だし、「数カ月に1回会う友達」は本物の親友だし、「当日気軽に誘える友達」なんてほぼ実在しない幻のレアポケモンなんだよね。」

「 >お姉さん家出てくわ
この世から出ていくよりはマシだからよしとしとくか…」

「>むかし同級生ファンの女の子もいたんで
昔に当時の女友達にゲームやらせたら皆俺の部屋でやってたわ
意外だったのは人気があったのが亜子さん
女の目から見ても可愛いと」

「最初から物事を上手くこなせるとか思わないほうがいいですよ
ハードルを不必要に高く設定する癖はよくないです」

「現代人は「退行」という形で最悪な現実への適応を果たそうとしている。絶望を遠ざける為の作法として「知性と認知力を低下させる事による矛盾と不仕合わせの許容」はあながち間違ったアプローチではない」

「結局のところ意志の力さえあればどんな形であろうと人は満ち足りた人生を送れると誰もが気付いているけれど、同時にそれがどれだけ難しいかもみんな知っている。」

「浅倉透の結婚式に友人代表として選ばれた樋口円香、頑なに『浅倉』呼びを徹底しつつ、お祝いの言葉としては若干刺々しいスピーチの最後の最後でなんとも言えない寂しそうな笑みで「……透のこと、宜しくお願いします」って言うんだよね」

「夜のすすきの付近でツルツル路面をハイヒールで歩くお水のお姉さん
ほとんどニンジャ」

以上。