嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-09-25

松岡圭祐の『高校事変Ⅱ』をパラパラと。1冊目のラストでニュースになっていた売春組織が話の中心で、2冊目のラストは噂程度の情報だった腹違いの妹の登場だったから、3冊目は妹を中心に展開するクリフハンガーなのだろう。鼻歌の場面、とっさに曲名が思い出せなくて、その後の展開から、あーそう言えばー、と思い当たった。お茶目。四街道インターチェンジ近くにあるトランクルームから必要な物を取り出して、という場面では、あそこかなーあそこかなーと想像する楽しみ。監視の目をかいくぐる静かなアクションと、伊豆まで高速移動する派手なアクション、もちろん銃撃戦やナイフコンバットも盛り沢山。3冊目も期待。

検査の結果、異常がなかったらしい。見舞客は、持ち込み品を看護師に手渡して、病室へ直接持ち込めなくなっているとか。しばらく前から生花不可だったかな?

「「ものがたり」を作る際の基本というのは「誰がこの話の主人公なのか」「その主人公にとって〈片付けなければならない未解決の問題〉は何か」というのを明確にして、それを収束させる事なのよね。 それさえはっきりしていれば「本題でない細かい設定」については開示する必要はない。」