嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-03-07

先月で終了した「ブラチスラバ世界絵本原画展 こんにちは!チェコスロバキアの新しい絵本」。ブラチスラバスロバキアの首都で、世界絵本原画展はブラチスラヴァ城で開催されるらしい。そのためか、スロバキアチェコの絵本が多く紹介されていた気がする。Zはカレル・チャペックのファンで、それが高じてプラハを2度訪れ、そのどちらだったかは忘れたけど、「GOLEM プラハの昔話」という絵本をお土産にくれた。確か、初回のプラハは深夜の到着となって、宿の受付と一悶着があり、用心のために印刷していったEメール(!)でのやり取りを見せて、ようやく泊まることができた……と聞かされた覚えがある。「GOLEM プラハの昔話」の内容はすべて日本語、本文は平易で読みやすいものの、奥付に「第一次の出版」という昔の機械翻訳みたいな謎の言葉がある。初版かな。

「頑張ったから愛されると思っている人は自己不在になります。
我慢したから愛されると思っている人はいつしか憎しみを抱いていきます。
いい人としてふるまったから愛されると思っている人は本心から人を愛する能力をなくします。
耐えているから愛されると思っている人は、恩着せがましくなります。」