嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-11-08

BSプレミアムでドラマ化された『大富豪同心』。ドラマ2期では、将軍家の跡取り問題にまつわる替え玉が主眼となっていて、原作小説でそういうのは読んでないなー……と思っていたところ、シリーズ23冊めが『影武者 八巻卯之吉』だったことを、遅まきながら発見。なるほど、22冊めまでは読んでいたのに、そこからしばらく離れていたものだから、気が付かなかった。

某板から飛んで、森雅裕自費出版が出品されている(されていた?)という話題。『トスカのキス』は150冊で『雙』は200冊だった、らしい。試みに出版ドットコムを覗いてみると……なんだか見覚えのタイトルが数冊、これらも自費出版だろうか。プレミア価格は指をくわえて見送るとして、文庫になった『推理小説常習犯』がどれくらい加筆修正されているものか、機会があったら入手して読み比べてみたい。

「日本の一般的サラリーマンのコミュ力はけして高いわけではなく、あのお酌だのなんだのというのは、そういうコミュ力が高くない人たちが何となくコミュニケーションをしている感を出すための自動化された様式なのである……ということに気づいてからは何のためらいもなくやれるようになったな…。」