嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-04-18

神保町にある三省堂書店本店、5月8日に建物老朽化による閉店というニュースが気になって、出掛けてみる。6月に仮店舗で営業再開というポップ。1階のエスカレーター前では、小説家や漫画家たちの三省堂書店に寄せたコメントに推薦図書の思い出など、眺めるだけでも楽しい。魔夜峰央の海外SF小説初体験、絶版で実物が置けなかったのかな。2階の文庫本から、最近復刊した辻真先の『ルパン三世 小説版』を記念に購入。
地下にあるドイツ料理の放心亭も、三省堂の閉店に合わせて店を畳むそうなので、初訪問。入口にアイスバインの大皿見本。小説家や漫画家たちのサイン色紙を眺めて楽しい。でも、サラダのドレッシングが甘いシロップというのはいただけなかった。
帰りがけ、天気予報よりも早く雨が降り出して濡れ鼠。文庫本が濡れるのだけは守り通した。暖かい雨だったので風邪をひかずに済んで助かった。

「「いえいえ、僕なんてまだまだオタクじゃないですよ!」と謙遜するオタクに、「あなた以上のオタクを教えてください」と紹介してもらって、またその相手に同じ質問をして…という流れを何千回も繰り返したら、どんなオタクが出てくるのかを探ってみたい。」