嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-08-31

「経営を14年やってきて、これ本当に大切だなぁとおもうのは「売上をあげる」よりも「売らない人を決める」でした。お客様の満足度とか、クレームがほぼ無くなったりするだけじゃなくて、経営が安定するんですよね。とにかく目先の売上を上げるために、誰でもカモン状態なら長く経営するのはすごく難しい」

「もしかして人間は圧倒的な強者に屈服したがっているのか?そちらの方が楽だもんな。」

「いや、違うな。俺が好き好んでスターリングラードみたいなTwitterの戦場を物見遊山しているという方が正しいな、多分。俺の知らないところに、桃源郷のように、川は清く、山は青く、木々は色とりどりの果実をつける楽園のようなTwitterがあるに違いない。そう思わせて欲しい。」

「ただゲームメーカーに制作とか企画で入社する人はマジで学生時代インディーズやっておいたほうが楽なのは間違いない。何が一番大事って死ぬほど時間かけて心身共に投げ打って作ったゲームを、お客さんが最後に判断してお金くれたり嘲笑われたりするラスト1マイルまで体験できるから。」

「どんだけ説明を頑張っても、「でもそれって○○でしょ?」って納得してもらえない無力感とか、チラ見で判断して買うか買わないか決めたりネットで感想書く、気に入られて初めて千円札くれる、みたいなedgeな体験を0スタートから味わっておくと、遊んで欲しい相手に対する想像力が鍛えられる気がする」

「自分の周囲の濫用者を見る限り、ベンゾ系は一日八時間働けない人間が働けるようになる薬で、親切心で辞めさせても特に何かいいことは起こらない印象があるな。」

「私たちは、たぶん、AIに仕事を奪われる人間の、最初の世代だ」

「若さという一生に一度しか与えられないロケット燃料は、第一宇宙速度まで加速して(=実力&実績を作り)、若さというブースターに頼らずに宇宙を飛び続けられるようにするためにある。
「若いというだけで与えられるチャンス」を実力&実績に変換することなく歳を取ると、人生はハードモードになるんだ。」

「これ何回か言ってるけど、中学の文化祭で女装したクラスメイトが服とかウィッグとかは嫌がらなかったのに、口紅だけめちゃめちゃ嫌がって抵抗してたのが心に突き刺さって抜けないんですよね
その子の中で何か大事な一線だったんだろうな」

「「責任感の欠如」も「主体性のなさ」も、「すぐに「称賛」につながらないことはやらない」からであって、彼らの中では合理的な選択なのだ。」

「職業理念や道徳観に合う合わないと、たとえ少しくらい違ってても現実がちゃんと問題なく進む事の差を理解しないと、俺の言うとおりにやらない世間は馬鹿ってなって一般人の感覚から乖離する。そうなったらもうヘンテコ風紀委員みたいなもんですわな。」

「「掘り出し物なんて転がっていないから幻想を捨てろ、直して使え」って婚活速攻ゴール者が言ってたらしいけど、至言だなぁ…」

「孤独なマイナー趣味だと一人で楽しんでたのに
「世界にはこんなに『おれ』が居たのか!?」の衝撃たるや」

「昔々、河出書房「文藝」が、なぜ人を殺めてはいけないのか、というアンケートを大勢の文化人たちに行ったことがあります。中井久夫さんの回答はたった1行。「ひとつの宇宙を破壊することだからです」。今でも覚えている。」

「「この世には聴かれるべき音楽(読まれるべき本等)がある」って本気で思ってる人じゃないと本気でライターとか評論家とかできないかもね」

「すごく久しぶりに地上波見たんだけど、娘が「テレビって面白いね。録画しないともう見れないんでしょ?今だけなんだよね」とか言ってて、テレビに一期一会的な侘び寂びを見出してて一周回った感がある。」

「しかしアメリカ映画見てると「メガネかけて大人しそうな少年」が「そこのハリー・ポッター」扱いされてる場面多いし、それは不快な場面だし、ダニエル・ラドクリフはそりゃ変な役ばっかり演じたくなるだろと思う。」

「「精神年齢が18歳で止まっているのはライフステージがそこで止まっているから」攻撃力が高すぎる」

「公式に二次創作のことを問い合わせるのは「お義父さん!娘さんと僕がセックスするのどうお思いですか!?」って言うようなもん
っていうツイートが一番わかりやすくて好き」

謝ったら死ぬ病の人と、感謝したら負け病の人って、どっちも根は同じで「自分は特別に扱われて当たり前病」の人だと思っている」

「病気や障害、不幸な生い立ちや境遇、事故や災害が、後のなんらかの才能や成功や幸福を作った、という、物語化をどうしても人はしたがる。「それは偶然や単なる出来事で、とくになにか良いことには結びつくことはありません」という事実に耐えられる人はおそろしく少ない。」

「人生や世界の物語化は、過度にやると公正世界説(正義や努力は報われる、転じて不幸は本人の悪や不備のせいという誤謬)になるのだけど、あまりに大きな不幸でそれらを完全拒否、または拒否せざるをえないようになると、一切の正義も努力も無意味だとなる。ちょうどいい物語化がまた難しい。」

「誰もが全世界に発信できる昨今、何かの間違いで今の職場にキラキラ経歴研修医が就職、経験は浅いけれど有能で、「能力があれば失敗はない」を信念として持っていたら、自分がやらかした昔話とか、できないと思う。
そういうのは原始的時代の貿易みたいに、お互い少しづつ歩み寄ってギリ成立する何か。」

「「大昔、こんなやらかしがあってね」みたいな話題を、
苦い教訓として教えてもらえると、すごい学びがある。でもそういうお話は物々交換みたいな、こちらが倉庫の扉を開いて、相手が信頼してくれ、ようやく無効の扉が開くみたいな。」

「失敗体験は、お金で購入できない。自分のやらかし、伝聞で「こんなやらかしがあって」みたいな話題を積み上げて、相手から「こいつは身内に入れてもいい」的な感触を経て、ようやく新しいやらかし体験を入手できる。
失敗体験の収集は、効果は大きいから、何か制度化してほしい。」

「貴様の才能は無駄使いしている時が一番輝く」

「(超時空世紀オーガス
>>よくわからん最終回
>今ならキャラ別END一斉公開みたいに説明できるけど当時は言語化するのが難しかった
まだギャルゲーとか影も形もない時代だからなあ
まさに10年早い概念だった」

ソーサリアン作ってる頃、ソースのコメント欄の先頭にクロック数を書いてました。
何種類か書いて比較一番少ないのにしてたんだけど、それを見た富さんが「クロック数えながらプログラム組んでる人初めて見た」とか言ってたんだよねぇ…
クロック数えないと何が一番速いのかわかんないと思うんだけど…」

「若さゆえに、素直に集団と折り合いつけるなんて難しいでしょうから、「斜に構える」姿勢で乗り込まないと、真正面から受ける光の輝きに耐えきれないかもしれませんからね。「素直」というのは、それだけで偉いことなんです。」

「長編と短編はまた違うからな
短編はまずエロさわり→何でこうなったか→本エロ→おち
の構造が一番評判がいい
説明→あとエロだと最初でもう離れてまう」

「もっとライトな話でも高校時代の巨乳女子が中学生の弟が間違えたフリで脱衣場入ってくる…とかブラジャー消えたとか大学の女が高校の弟と一緒にベッド入って頭撫でて甘えさせてるとか男側が絶対隠す話が聞けておもしろい」

「欧米の強制女装小説を読んでいると「ポケットのない服を着せられる」という屈辱ポイントがあるのね。で、ポケットの代わりに可愛いポシェットとかハンドバッグを持たせて屈辱ポイントが倍になるわけです。」

「若い頃は年寄りのデスジョークに対して困ったが年食ってみると言いたくなるわデスジョーク」

「>パソパラじゃないけどファンタジェンヌってエロゲー雑誌がほぼ全部あるけど需要あったりするんじゃろか
古いってだけで需要はある
ホントに古文書のようなもんだよ」

「うちはすっげえ貧乏だった
妹が塩ラーメン食べたいというのでお湯に塩とだしの素とうどん入れて出してあげた
妹は塩ラーメンおいしいって喜んでくれてた
今はお盆になると全国の塩ラーメン取り寄せて妹の遺影にお供えしてあげてる」

「>おっぱいの動画っ画像にカルバンクラインよく見かけるけどカルバンクラインはおっぱいと提携でもしているの
redditでtitsdropチャレンジというのをやってて
要するに上着をめくっておっぱい放り出したら勝ちというチャレンジなんだが
これでカルバンクライン着てると10000PVにつき$10アマゾンギフトカード貰える」

「エル?って名前?だったはず?女所帯の家に男が転がり込む1冊完結のエロ本
ネット浚っても出てこなくて諦めてるけどあれが記憶にある最初のオナニーのおかずなんだ
酔っぱらった女キャラが脱ぎながら「嵐の夜が好きさ 荒れ狂う闇が俺の道しるべ」って歌ってたコマ以外覚えてない」

「農業もそうだけど本職がリアルだって思う描写をエンタメにするのは難しいんだよな…
だから本職噴飯もののファンタジー楽々描写にする」

「子どもが子どもでいるためには、親が親の機能を果たしてないとならない。では、親の機能とは何だろうか。

この連載では最初に、母性および母親的な役割を「子に惜しみない愛情をかけ慈しむもの」、父性および父親的な役割を「母子の充足した関係性に亀裂を入れ、子を社会に向けて押し出すもの」と述べた。

しかし、それらが十全に機能することは実際には稀だ。父の権力はしばしば過剰な抑圧となって子どもを蝕む。」

「僕より若い世代はハルヒ、もっと若い世代は進撃を持ち出して、「今までになかった革命的なアニメ。世の中を変えた」というのでしょう。もちろん僕の世代にとってはセーラームーンエヴァンゲリオンが革命です。好き嫌いの問題でなく、世界を変えてしまった作品」

「母の耳が遠くなって人の気配に気付けなくなったのか、普通に話しかけただけで「ヒッ!急に話しかけて驚かせないで!」みたいなリアクションをされるから、遠くから手拍子したり歌いながらフェードインして話しかけるようにしてたら「最近ずっとご機嫌やね」と言われた。そう見えるなら、それでいい……」

「ウサギは年中発情期であるならば逆バニーは常に貞淑であるという観点、悔しいほどに才能を感じる」

「大学院行ってわかったのは、僕は未知の発見をして人類の発展の最先端を切り開くよりは、マイナーだけど重要な知識を追試したり説明したり応用考えたりするほうが得意という事でした。研究文脈では戦力外だけどこういう奴も居るべきだなと肯定するようになったのは割と最近。」

「結局のところ、「クローズ派」は全てを封殺しなければならないが、「オープン派」は一穴あけるだけでいいので、全ての情報テクノロジーは非可逆的に拡散する。それが良きにしろ悪気にしろ。」

2020年代に入って、「虚構」の取り扱いの質感が明らかに変わってきている。」

「俺はゲーム内で車の運転をするのが苦手なので常に助手席なのだが、デッドアイランドを野良でやってた時に運転手が明らかに寝落ち寸前で異常な挙動を見せながらも目的地まで到着してからログアウトしたので感心した思い出がある。そして寝落ち寸前の人の運転ってこうなるんだという怖さも感じた。」

「相方が金管トレーナーを務める小学校の吹奏楽部が近所の盆踊り大会で演奏するので聴きに。ドンチンプーと可愛い演奏。隣(遥か下方)で見ていた出演者家族らしい幼な子が「ワタシも吹きたーいお姉ちゃんすごーい」と大興奮。彼女にはキラキラの音楽に感じたのだ。姉の頑張りと思いが届いた夏の夜。」

「店内放送とかダムの警報とかエレベーターアナウンスとか留守番電話の音声とかの
音声録って編集する会社で働いてるけど
一般的な相場感は分かんないけどナレーターさん1時間拘束で2万円とかお支払いしてるんで
そういう仕事もやる気があるなら?き集めればそこそこ食っていける…かも
ただ自分の会社の場合は新しくナレーターさん探す時も大々的に募集掛ける訳じゃなくて
人に紹介して貰ったりネットでひたすら事務所検索して条件合いそうな所探すんで
結局のとこ狙ってそういう仕事もやろうと思うとマッチングが大変だろうな…
今だとフリーランスの仕事募集サイトとかはあるけども」

「映画で「唐揚げにレモンかける奴」て吹き替えされてた部分が字幕だと「何にでもレーズン入れる奴」になってて"食い物になんか余計なことする奴"ってのは世界中にいるんだろうな~ってなってなんか良かった」

「距離感が掴めないタイプのコミュ障の人、なぜか長年培って完成してる別の人との距離感を参考にして詰めて来ることがあるんですよ。これはド肝を抜かれます。20年来の友人にからかわれるのと、15分前に初対面した貴方にからかわれるのは、全くの別物なんですよと。」

「他者に対して異常な攻撃性を見せてて、自分自身を笑いのネタにできないヤツって、絶対に近付いちゃいけない地雷物件でしょう。」

以上。