嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-06-28

そろそろ桃のタルトが店頭に並ぶだろうと日々チェックを続けてきて、ついに店側から告知が出た。LIとセラコンの某氏に伝えておいて、明日は買いに行ってみよう。場合によっては、いずれ名古屋にも用意する必要が出てくる。

某所より。
「古本を手に取り「表紙は擦れキズだらけ。全体的にヨレて、小口にシミ汚れが強く出てる。いつの本だ」などと観察しながら奥付をめくると俺のうまれた年の刊行であった。そうか、ハタから見れば俺もこんな感じなのだね」
そこまで古くはなくて、他と同じ条件で並んでいるというのに、背表紙が色褪せるどころか真っ白になりかけている本もあって、スコラ社・ジャンプジェイブックス・現代教養文庫角川スニーカー文庫。無事な本とどこが違うのだろう?

「たぶん、私達は頭では「戦わずして勝つのが最高だ」とは理解できてはいるのだが、その一方で「悪い奴を血祭りにあげるのは超気持ちいい」と身体で深く理解しているのだ。

その捻れが争いのないスムーズな表社会を心地よく思う一方で、SNSやマスコミのニュースといった裏社会でゴリッゴリのバトルを繰り広げるというズレた行動原理に繋がっているのである。」