嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-07-11

米澤穂信の『本と鍵の季節』をパラパラと。米澤穂信とは波長が合わなくて、そもそも嫌ミスと波長が合わないような気がする。樋口有介でも『亀と観覧車』や『11月そして12月』は再読の意欲が湧かない。いや、その2冊は嫌ミスではない、か。閑話休題。各短編ごとにろくでなしが登場して、うーん、今回のろくでなし度は5段階で4、次は2かな、当てが外れた、みたいな読み方になってしまった。「小説すばる」誌に不定期掲載されたシリーズを収録+描き下ろしか、Zは読めたかな……無理か。

スーツケースのレンタル期間と返却期日の折り合いを付けるべく、名古屋は苦悩する。深夜の空港では業者も受付を閉めているだろうから、持ち帰って、翌日の午前中に発送となるとなかなか慌ただしい。途中で何か手違いが起こったら、それで御破算となりかねない。

「科学の発達により我々物書き勢が困っている事~2023夏~

1、セミは一ヶ月以上生きる。
2、LEDの街灯には虫がたからない。
3、人に当たりそうになると自動的にブレーキがかかる車。

セミは短命の悲劇の象徴ではなくなった。ホラーは街灯が使えず。そしてゾンビを自動車で倒すのは無理です。」