嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-08-31

山月記が教科書に載ってることは大事なんだよ。ほとんど生徒はテスト終わったらすぐ忘れてようとも、クラスに1人くらいいる虎予備軍を暗黒面から救う。」

「私はどうも人より物をよく憶えているようであること

そしてそのために人と約束したこともよく憶えているようであること

でも相手は忘れているようであること

私にとっての約束が相手にとっては約束でない場合があるようであること

それでも私は約束を守りたいこと」

「キャラクターや衣装デザインする際に、知人にアイディアをヒアリングする事がある。ポイントとなるのはセクシー表現の加減についてだが、男はまーカマトトぶること!本当は好きな癖によぉ… その辺は寧ろ女性の方がイケイケな傾向があり、飾らない消費者の意見に近い気がする。

男は外では紳士ぶる。内の獣の性を隠しよる。ポリコレ全盛の現代だと特にそう。でも紳士としての意見はどこまで行っても建前。誰にも見られない所で消費者の立場に回った時は、獣の本性でコンテンツを選ぶに決まってるから。このパラドックスを作り手が真に受けると、梯子外されるから。」

「同じ授業に出てる学生が「私バカなんでよくわかんないすけど」と漫画のキャラみたいなこと言った時に
「それを二度と言わないようにしなさい。そのように自分を下げることを言うものではありませんし、ましてや発言の責任を軽くする言い訳にしてはいけません」
と遮った大学の先生 今もたまに思い出す」

「>相手の1番になりたくてSkebで必死になって貢いでたけど何が面白いって相手の絵師多分同性だから繋がって結婚とかないんだよね
>マジで何してたんだろ
そういう人のおかげで芸術ってのは発展してきたんだ
何もおかしいことじゃない」

「ネットで相手のことをよく知らない(ネットにアップしている部分しか知らない)にもかかわらず、実生活で会いたいという願望や憧れから関係が親密であると思い込み、一方的に親しみを感じてリプライを送ったりする普遍的で不気味な感情。それに「パラソーシャル」って名前がついてて大分スッキリした。」

「同僚のアメリカ人に日本語を教えていたら「過去、加工、括弧、格好が完全に同じ発音に聞こえる!違いが全く分からない!」と言うので「わいがいつもlow、law、row、rawが同じ音に聞こえる…って言ってるのと同じだよ」と返したら「お前の気持ちがやっと理解できた」と言われ、相互理解が深まった。」

「ダメな人ってプロを全知全能扱いするよね」

「来世でアリゲーターガーになるために徳の量を調節する」

「寝取られというか、浮気を自白された時に「じゃあしばらく二股かけてみて落ち着いたらどっちがいいか考えたら?」って返したら相手のなんらかの倫理観に抵触したようでパニックになられたことがある(なんでこの提案でおれ側が加害者みたいな展開になるんだとはいまだに思っている)

ついでにこれ浮気相手が普通に友人だったので、その後そいつと会った時に「寝取るならもうちょいちゃんと寝取れ」って謎のやりとりが発生した」

「こういう生まれる時代三万年くらい間違えてる人いるよね」

「「人から好かれることと倫理的に正しいことは必ずしも一致しない」という微妙な陰影が、マナーという平べったい単語に隠蔽されてしまうというか」

「>タチウオ釣りたいけどタチウオの釣れる釣り場は嫌い
常夜灯の下は基本的に戦場だけど、太刀魚が一番殺伐としている印象あるわ」

「>あらすじがスッキリハッキリ物語の売りを表明できているかは文章力の一番の指標だ
あらすじ、第1話、最新話
この3つを読めば作者の力量ってだいたい分かるからな」

「『午前十時の映画祭』に限らないけど、ガラガラの名画座で映画を見ると「自分の感動を他人と共有しなくていい、SNSで他人とコミュニケーションとることを前提に見なくていい」ことが心地よい。「一人で見て、一人で感動して、そのまま誰にも言わない」という、その「一人性」を得られることに癒される」

「スケベ二次創作はSNSに貼る絵くらいで付いたファンを有償一次創作エロに誘導するスタイルはだいぶ定着した感はある」

「もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい /岡野大嗣」

「80年代にゲーセンで遊んでいた学生は、「ゲームをやっている奴はろくな大人にならない」と言われる中、「勇気をもって自分でその趣味を選んだ」人が多いと思われる。覚悟決まっちゃってるから思い入れが強くなったのかもしれん」

「自分の知ってる有名作品がそのジャンルの起源だと思い込む人はかなり多い。創作者にもいる。」

「ときめきを忘れてしまった人は「デパ地下」に行こう。デパ地下にはきらびやかなスイーツと、美味しそうな唐揚げ、みたことのない海外ビールがあります。「好きなものを一つだけ買う」と決めれば1時間はワクワクしながら買い物できます。人生がつまらないと思った時はデパ地下に行こう。」

以上。