嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-08-21

逸木裕の『五つの季節に探偵は』をパラパラと。「五つの季節」というのは修辞的表現で、ヒロインの学生時代から社会人に至る、5つの連作短編集。いわゆる「嫌ミス」ばかりで、初手からして学生時代の無理難題と、それでも探偵ごっこが楽しくなるというヒロインの資質の紹介から始まる。嫌ミスを楽しむコツがまだよく分かってないので、さらっと読んだ。

回転寿司業界が数々の営業妨害により業務スタイルを変更した、という話は見かけていたものの、久しく回転寿司屋に立ち寄ってなかったので、現状を知らないままだった。たまたま、はま寿司に立ち寄ってみたところ、タブレット端末で注文すると、最早ベルトコンベアではないのかな、即座に寿司の乗った皿が眼の前にピタリと止まった。回転ではなかった。

検査の結果、異常がなかったらしい。

「田舎で聴くと単につまらないものに思えたヒット曲も、東京で聴くと良い曲に思える…というより、そのヒット曲を毎日の生活のBGMにするにたる「現実」がちゃんとある、と感じる。ファンタジー自体が「現実」として存在してる場所だから、あんなファンタジー曲もウケたのか、と東京行くたびに納得するよ」