嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-10-16

某所より。
「2000年代の前半あたり、少なくとも読者側に「超常要素が無いラノベはタブーだ」という感覚は無かったし、半月にしろ乃木坂にしろ「ラノベなのに超常要素が無いなんてすごい挑戦だ!」とは別に思われてなかった(むしろベタとして受容された)ということは、やはり強調しておくべきだと思うな。」
いつの頃も、つまり1990年代後半のライトノベルという呼称が誕生したと言われる頃も、それ以前も、以降も、ライトノベルで超常要素が溢れてるのとは別に、全く超常要素の無い本も面白かった印象がある。振り返ると、入口こそ新井素子のSF『いつか猫になる日まで』だったものの、間を置かずに氷室冴子の『雑居時代』を楽しんだという経緯が、そう思わせている気がする。とは言っても、ソノラマ文庫ではSFばかり読んで、その次の超常要素抜きは何だったかな?

「「これをすれば必ずマシになる」という基礎テクニックを10個、100個と身につけることで、安定して良いものを作れる「確率」が上がっていくわけです。

すべてを1発で解決する銀の弾丸はない。
でも100発撃ち込めば、だいたいなんとかなりますから、基礎という弾丸をかき集めていきましょう。」