今まで短編ばかり読んできた恒川光太郎、とある長編小説のあらすじを眺めたら、なんだかダンバインを思わせるキーワードが登場したので気になる。
某所より。
「本屋に入って読みたくなる本があるとまだ生きていけると思う」
ライトノベルの感想を凄まじい勢い挙げていくサイト、洋を問わずミステリー小説の感想を挙げていくサイト。ちらっと見るだけで面白そうなものだから、お陰様で書店の平積みを見てるだけでも、あっアレだ、コッチもだ、と目移りしてしまう。
某所より。
「嫉妬と羨望を集める商売というのは罪深いなぁと思う。だけど嫉妬と羨望を集める商売が無かったら、市場規模は一万分の一ぐらいになるんだろう。そういう世界は美しいだろうけど、美しいだけの世界だろう。そんなに美しい世界では人は生きていけない。」
そんな美しい世界はきっと「冥府。人という種と、人という種が築いた世界の黄昏」ではないか。「人は皆、己自身が震えたつがごとき怪物を飼っている」のだから。
馬車道で鼻血を出して慌てる。蜂蜜紅茶のティーバッグが良かったので探してみたい。
「いい、不機嫌で人を動かすのは子ども。ご機嫌で人を動かすのが大人なのよ」