嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-02-23

ふの付く某所より。
「ぬはTatsuyaで働くキャッツなんぬ
毎週金曜の夜にビデオ借りに来るお客さんがいるんぬ
20代前半くらいの女性で、ランダムな旧作映画を7本借りていくんぬが返却が凄く早いんぬ、翌朝には帰って来てるんぬ
どうやって7本一晩で見て翌朝返しに来てるの?と思っていたんぬが謎が解けたんぬ
そのお客さん、会計してビデオを受け取ると、店を出る時に返却ポストにビデオを入れていくんぬ
偶然目撃して以来、そのお客さんが店を出る時さりげなく後をつけてるンぬが
毎回借りたビデオをその場で返却してるんぬ
先輩にこの事を報告すると
「そっとしておけ」
との事だったんぬ」
「そのお客さん、毎回借りたばかりのビデオを店の前の返却ポストに放り込み、17アイス食べて帰ってるんぬ
何がしたいのかわかんなくて怖いんぬ」
短編推理小説の出だしのようで面白い。五十円玉二十枚の謎のように。

パンフレットが1箇所から届いた。名古屋行き。

「>そこでもっと自分に都合のいい設定を作れないからお前はダメなんだ
面白いって自身が思える話をなかなか書けない理由が分かった気がした
ご都合主義ってやつと友達になるところから始めないと」